これまでの説明で理想とする生活や習慣、現状とのギャップも把握できたかと思います。
これから、当サイトの中心となる「どのように管理してゆくか」を説明いたします。
そのポイントは見える化です。
見える化とは、現在の状況を誰でも簡単に見る事が出来るようにする事です。
見る事により自分自身や協力者の意識を保つ事ができ、継続へと繋がります。
では、何を見えるようにするのか?
目標に対する現状です。
そのギャップが分かるようにします。
前のページの血圧管理で必要な道具から、記録用紙をダウンロードしてプリントアウトしてください。
(グラフが描ければ普通の方眼紙でも構いませんが、A3サイズにしてください。)
それでは、具体的に説明してゆきます。
1)血圧測定方法と記録
2)アプリはダメ!
3)記録方法
4)過去の記録
5)協力者の対応
血圧計は正確に測定する為に上腕式の血圧計を準備してください。
朝と夜の一日二回測定します。
朝は起床後一時間以内で食事や薬の服用、運動などする前に測定してください。
夜は就寝前に測定を行いますが、運動やお風呂などから30分以上は時間を空けてください。
何度も測定をすると、腕がうっ血して結果が変わってしまいます。
基本的に一回ですが、再測定をする場合は時間を空けてから行いましょう。
動いた直後やお風呂上り、心や体が緊張している時は正確な値が測定できませんので注意してください。
記録は必ず貼り出した紙に記入しましょう。
パソコン内への記録や携帯電話のアプリなどでも記録可能ですが、一番重要な「見える化」ができません。
記録はどの様な物でも構いませんが、必ずグラフ化して誰もが確認できる個所へ貼り出して下さい。
サイズはA3サイズとしてください。
グラフ上には線を引き出し、気付いた点を何でも書き込んでください。
例えば、「お酒を飲み過ぎた」とか、「外食の為塩分摂取量不明」とか、「ウォーキング時間1時間」など。
後で見返して、何をしたか、何があったかが分かるようにしてください。
過去の記録は必ず保管する様にしてください。
数値が改善されていく達成感はやる気につながりますし、どの様な行動がどのように血圧に作用するかが分かります。
病院での血圧測定は、普段とは環境が違うので値が異なる事があります。
医者に掛かる時も、そのグラフを見せれば普段の姿が把握しやすくなるでしょう。
家族や友人、恋人など、高血圧の改善に協力してくれる人が周りにいると思います。
以下はその方達へのメッセージです。
これまでの生活から変化しようとしている、その努力を必ず受け止めてください。
人には強制されてやる人と、強制されてへそを曲げる人がいます。
あなたが協力している人がどのようなタイプの人かを見極め、結果が出ない時や諦めかけた時、投げやりになった時にどのような声を掛ければよいかを考えてみてください。
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